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妊娠

妊娠したらアトピーは良くなる?悪くなる?赤ちゃんへの遺伝の可能性なども調査してみました。

アトピー肌さんが妊娠したら…

妊娠すると、ホルモンバランスが変動するため、体調や皮膚の様子が変わることが多いといわれています。

一般的に、皮膚がデリケートになることが多く、アトピー性皮膚炎ではなかった人でも、妊娠するとかゆみのある湿疹(妊娠性痒疹)や、水疱瘡のような赤い湿疹(妊娠性疱疹)、かゆみのある赤い広がり(じんましん)などが見られることがあります。

また、メラニンの働きが活発になるため、皮膚が黒ずんだり、シミやそばかすが目立つようになることも。

これらの症状は、出産するとほとんどの場合、元に戻ります。

アトピー性皮膚炎をもともと発症している人が妊娠すると、赤ちゃんを異物とみなしてアトピーがよりひどくなる場合と、アトピー症状がきれいに改善してしまう場合に分かれます。

いずれの場合も個人差が大きく、ひとりの女性でも第一子と第二子の場合で症状が異なることも多いようです。

症状が現われてしまった場合は、「刺激しない」「保湿」の基本ケアで、肌をしっかりと保湿することをお勧めします。

妊娠中・授乳中のステロイド使用はOK?

ステロイドは、体の免疫機能を弱めることで、アレルギー反応を抑える働きのある薬です。

つらいかゆみや炎症をを落ち着かせてくれる、アトピー症状の強い味方ともいえますが、妊娠中に使用すると、赤ちゃんに問題が出るのでは?と不安もありますよね。

ステロイド剤に添付されている仕様書には、「妊婦に対する安全性は確認されていません」と記載されている場合もあります。

また、とある研究では、妊娠中のウサギに強いステロイド剤を与え続けたところ、その子どもの流産率が高まったり、奇形のある子どもが生まれたという報告もあります。

ただしヒトに関しては、ステロイドが原因で胎児に問題が発生したり、奇形児が生まれたという報告は、現在のところされていません。

妊娠中のステロイド使用は、胎児に影響する可能性は低いとされているもの、100%影響がないといえるわけではないというのが多くの医師の見解です。

そのため、妊娠中のアトピー性皮膚炎には、なるべく弱いステロイド外用剤(塗り薬)を使用し、内服薬は避けるというのが基本的な流れとなっているようです。

特に、胎児の器官が形成される妊娠4週~8週目までは注意が必要です。

妊娠中に皮膚の炎症やアトピー症状が認められた場合は、自己判断で薬を使用せず、必ず産婦人科や皮膚科の医師に相談し、適切な薬を処方してもらうことが肝要です。

アトピー性皮膚炎は遺伝する?

アトピー性皮膚炎を発症する人は、「アトピー素因」という、アトピー発症の原因となる体質をいくつか複合的に持っています。

アトピー素因とは、「家族や親せきにアトピーの人がいる」「なんらかのアレルギーを持っている」などを指し、仮に両親ともにアトピーだった場合、その子がアトピーを発症する確率は50%程度といわれています。

たとえば両親の片方がアトピーの場合は30%程度、どちらもアトピーでない場合は10%程度ということですので、アトピー性皮膚炎のなりやすさというのは、ある程度は遺伝的な要因もあるといえるかもしれません。

しかし、アトピーを引き起こす遺伝子にはいくつものパターンがあり、必ずしも遺伝するわけではないのです。

また、もしアトピーになりやすい遺伝子を持っていたとしても、アトピーが発症するとは限りません。

アレルギーがなかったり、保湿に気を付けたり、ダニや花粉などのアレルゲンとの接触を避けるなど、日常的なケアを行なうことで、アトピーを引き起こしにくくすることが可能といわれています。

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