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日焼け止め

過剰な紫外線はアトピー悪化のもとですが、市販の日焼け止めは刺激が強く、アトピー肌に合わないものも多いようです。肌に優しい、低刺激のUV対策についてまとめています。

アトピー肌のための紫外線対策

紫外線は、体内にビタミンDを形成してカルシウムの吸収を促し、歯や骨をつくりあげるために、人体にとって必要不可欠なもの。

ですが一方で、過剰な紫外線は皮膚に大きなダメージを与え、炎症やシミ、しわなどの原因となることでも知られています。

紫外線の影響が高まっている昨今、健康な肌でも毎日のUV対策は必須となっています。

そんな紫外線は、皮膚への強い刺激ともいえるため、アトピー性皮膚炎の悪化の要因ともなり、アトピー肌にはより慎重なUV対策が必要です。

ただし、一般的な日焼け止めクリームには界面活性剤や香料、紫外線吸収剤など、アトピー肌には負担がかかる成分がたくさん含まれているため、むしろ炎症やかゆみを誘発してしまう恐れがあります。

これらの製品の日常的な使用は、あまりお勧めできません。

そのため、もっとも肌に優しい紫外線対策とは、

  • 薄手の長そでやアームカバーなどで肌の露出を避ける

という、物理的に紫外線を遮断する方法です。

ただし、夏など気温が高い場合は、長袖を着用することで蒸れて、よけいにかゆみが出てしまうこともありますので、通気性と肌あたりの良い、綿ガーゼやシルク素材を使用するのがオススメです。

そうはいっても、顔や首など完全に隠せない部分もありますし、やっぱり暑いから腕や足を出したい!という場合に、どのような日焼け止めを選べばよいのか、ポイントは以下の4つに絞って説明しましょう。

肌に優しい日焼け止めの選び方

「紫外線散乱剤」が使用されているもの

多くの日焼け止めに使われているUV対策成分は、メトキシケイヒ酸などの「紫外線吸収剤」が使われています。

紫外線を吸収して分解することで、日焼け効果を防止する働きがありますが、刺激が強く、かぶれやアトピーの悪化につながる可能性が高いのです。

そのためアトピー肌には、「紫外線散乱剤」が使用された日焼け止めを選ぶことをお勧めします。

紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を反射させることで、紫外線の影響を跳ね返す働きのあるもので、成分としては酸化チタンや酸化鉄など。

無添加をうたうミネラルファンデーション(パウダータイプ)などによく使われています。

ナノ粒子化されていないもの

紫外線散乱剤は、使用感を高めるために粒子をナノレベルまで小さくして配合されているものもあります。

ナノ化技術が使われていると、肌に塗った時になじみやすく白浮きしにくいのですが、そのぶん皮膚に浸透しやすくなってしまいます。

比較的安全といわれている紫外線散乱剤も、角質層の奥まで浸透してしまうと、やはりアトピーを悪化させる刺激となってしまいます。

そのため、多少使用感は劣りますが、ナノ化されていない日焼け止めのほうが肌には優しいといえます。

クレンジングを使わずに落とせるもの

肌に負担をかけない成分の日焼け止めを選んでも、クレンジングでないと落とせないものは、まったく意味がありません。

クレンジングには大量の界面活性剤が含まれているため、肌の上の皮脂を根こそぎ奪ってしまい、肌を乾燥させてしまう働きがあります。

もともとひどい乾燥を持つアトピー肌から、さらに皮脂を落としてしまうことで、炎症やかゆみを引き起こしてしまいます。

そのため、お湯や石けんなど、低刺激なもので落とせる日焼け止めを選ぶことが鉄則です。

香料や界面活性剤などの添加物が最小限のもの

クリームやジェル状のテクスチャーを持たせるための界面活性剤や香料、防腐剤などの合成添加物は、肌への刺激となるため、なるべく含有量が少なめのものを選びましょう。

アトピー肌にも使える!低刺激な日焼け止めクリーム3選

上記の4つのポイントを兼ね備えた日焼け止めを厳選して紹介します。

ビューティフルスキン サンプロテクション4,570円/8g)
ビューティフルスキン サンプロテクション SPF40 PA+++
成分 マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、グンジョウ
100%天然ミネラルで作られた日焼け止め用パウダー。ビューティフルスキンは、肌にとって余分なものを一切配合せず、刺激を極限まで抑えたスキンケア・ メイク製品で知られる化粧品メーカーで、皮膚科専門医によって考案されたブランドです。パウダータイプで界面活性剤が含まれず、顔はもちろん全身に使うこ とができます。添加物を使用していないため、肌への負担を最小限に抑えたイチオシのUV対策アイテムといえます。
2e(ドゥーエ)ベビープラス UVプロテクトミルク1,200円/30ml)
2e(ドゥーエ)ベビープラス UVプロテクトミルク SPF20 PA++
成分 シクロメチコン、水、酸化亜鉛、グリセリン、BG、トリエチルヘキサノイン、ポリメタクリル酸メチル、酸化チタン、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ジメチコン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ポリメチルシルセスキオキサン、キシリトール、トリメチルシロキシケイ酸、トリエトキシカプリリルシラン、イソステアリン酸、ジステアルジモニウムヘクトライト、(アクリロイルジメチルタウリンNa/メタクリルアミドラウリン酸)コポリマー、アルミナ、メタリン酸Na、トコフェロール、フェノキシエタノール
紫外線吸収剤不使用、赤ちゃんにも使える敏感肌用日焼け止め乳液です。さらさらとしたテクスチャーのミルクで、滑らかで塗りやすい使い心地です。石けんな どで、そっと洗うだけでキレイに落とすことができます。また、皮膚科専門医のもと、赤ちゃんの肌で臨床試験を重ねて作られたとのことなので、安心して使用できます。 小児科や皮膚科などでしか購入できない点がちょっぴり難点ですが、普通の日焼け止めと同じように使えて、アトピー肌に使用してもトラブルを起こすことが少 ないという、優秀な日焼け止めクリームのひとつです。
ママバター UVクリーム1,500円/45g)
ママバター UVクリーム SPF25 PA++
成分 水、DPG、酸化チタン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソステアリン酸エチル、シア脂、ジカプリン酸PG、グリセリン、ステアリン酸ソル ビタン、ペンチレングリコール、イソステアリン酸PEG-20、水酸化AI、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、酸化亜鉛、ステアロイルグルタミン酸 2Na、ベヘニルアルコール、オクテニルコハク酸デンプンAI、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、t-ブタノール、ステア レス-2、ヤシ脂肪酸スクロース、イソステアリルグリセリル、トコフェロール、水酸化Ca、ノバラ油、フェノキシエタノール
紫外線吸収剤はもちろん、合成香料/パラベン/鉱物油/シリコン/合成着色料などを一切使用せず、低刺激で保湿力の高いシアバターを配合した日焼け止めク リーム。ハンドクリームのような柔らかく伸びの良いテクスチャーで、水だけでもきれいに落とせる点が最大のメリットといえます。ドラッグストアや通販で気軽に購入できる点も魅力です。

低刺激で肌に優しいとはいっても、日焼け止めクリームはアトピー肌には刺激になりやすいため、こまめな保湿で肌をいたわってあげてくださいね。

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