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脱保湿治療について

「肌を甘やかさない」ことを前提とした「脱保湿」と言われるアトピー肌の治療法のメカニズムやメリット・デメリットを紹介しています。

脱保湿とはどんな方法?

アトピー性皮膚炎は、乾燥肌傾向の人が、アレルギー反応やストレスなどが引き金になり、かゆみや炎症を起こす疾患です。

アトピーになると、もともと「乾燥肌傾向」だった皮膚が極度の乾燥状態になり、皮膚がはがれおちたりすることもあります。

乾いていることでかゆみも増すことが多いですし、皮膚のバリア機能が低下しているため、小さな刺激で痛みを感じることもあります。

そんな状態を和らげるために使用されるのが「保湿剤」であり、肌に水分を与えて閉じ込めることで、乾燥した状態を改善し、かゆみなどのアトピー症状を起こりにくくする方法です。

「ステロイド剤でかゆみや炎症を抑え、保湿剤でアトピー症状が出にくい肌環境を整える」

というのが、近年のアトピー性皮膚炎治療のスタンダードとなっています。

いっぽうで、一部で最近注目されている「脱保湿」とは、肌に保湿剤を塗ることを一切やめる方法です。

保湿剤を多用することで、肌本来のバリア機能や保湿機能が低下し、「保湿剤がなければいられない」という、いわば「保湿依存」の状態になってしまうため、アトピーの根本的な回復が遅れるという考え方に基づいています。

肌に保湿剤を塗るのをやめることで、肌本来が持っているバリア機能・保湿機能が回復してきて、アトピー性皮膚炎の改善につながると考えられています。

脱保湿を行なうための注意点

脱保湿は、いわゆる健康番組で紹介されているような「肌断食」(化粧水などのスキンケアをお休みすることで肌のバリア機能を活性化させる)という方法と似ているように思えますが、実際は肌断食とは比べ物にならないほどつらいものと言われています。

アトピー肌の人はそもそも肌がひどい乾燥状態で、保湿剤をつけなければ、かゆみや痛みに襲われます。

その保湿をやめるのですから、初めのうちはかゆみや痛み、炎症がひどくなってしまうことが非常に多いのです。

これらの痛みやかゆみは3ヵ月~半年程度は続くと言われています。

その間、かゆみに耐えきれず掻きむしってしまうことで、肌はさらにガサガサとなり、固く厚くなってしまう場合もあります。

脱保湿を行なって、結果的にアトピー肌が改善した例ももちろんありますが、逆に悪化してしまう例もあり、脱保湿を試す際には、必ずかかりつけの医師に相談することをお勧めします。

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脱保湿を考えている人の理由には、「保湿剤を使うと、よけいにアトピーが悪化するから」というものがあります。

保湿剤の中に含まれている合成物質や香料、防腐剤などが肌を刺激し、アトピーを悪化させる原因になっていることもあるようです。

ですが、それを理由に「脱保湿」を行なうには、少し早計かもしれません。

合成物質や細菌など、肌を刺激する成分を含んでいない化粧水などを使用することで、肌の水分量を増やし、乾燥肌自体を改善することができる場合もあります。

脱保湿の副作用に何ヵ月も苦しむよりも、刺激の少ないスキンケアを使って、アトピー肌を根本から治していく方法を考えてみませんか?

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